その高くてかわいい声に振り向くと、頬をピンクにした、くるくるした瞳の小柄な女の子がジョーを見つめてる。


ネクタイの色から1年生、ってことはわかるけど…


誰、だろ…


そんな私の心の声が聞こえたかのように、ジョーが低く尋ねた。


「誰、おまえ…?」