「俺もそばにいたい。おまえの。一番そばにいたいんだ。……それが俺の夢だから」 「…え?」 ジョーの瞳がやさしくゆるんで・・・・・・ 「俺の夢」 ジョーの夢・・・。 彼はそう言って、ニカッ、と笑った。 そして、まっすぐにさっきのやぐらを見つめた。 「今日・・・・参加できたこと」 「・・・・ん」 さっきのジョーの姿が思い出された。 ホントに、ホントに、かっこよかったな・・・・。 ジョーが口を開く。