おまつりBoyと夢みるGirl


「ずるいよ、まつり」


「・・・え?」



だめだ。


いったんおさまってたあたしの胸の鼓動が、また激しく反応し始める。



正直すぎる。



だけど、止まんない。



耳元のジョーの声が、どんどんあたしの感情をコントロール不能にしていくんだ。