「あたし・・・ドラマも好き。映画だって。やっぱり、好き。あたしの夢が全部詰まってるんだもん。全部」 「ん・・・・」 「でも、わかったんだ・・・・きづいちゃったんだ・・・・・。そんな憧れも全部・・・・あんたが・・・ジョーがいたから、なんだって」 ジョー・・・ 「好き・・・・あたしが好きなのは・・・・」 雪が、少しだけ弱まったような気がした。