思わず出た言葉に、 「・・・・・は?」 顔を思いっきり不思議そうにしかめるジョーの表情に、 そんな言葉。 この雪みたいにすぐに消えてなくなればいいのに、って思わず願う。 「や。なんでもないっ。なんでも・・・・」 「まつり、お前・・・・」 「・・・違う、違うから・・・・」 ううん。 何が違うの? あたしは空をもう一度見上げたあと、ジョーを見たんだ。 がんばって。 見なきゃ。 自分の気持ちを認めなきゃ。 ・・・・進まなきゃ。 ・・・・・・・あたしも強くなりたい。