おまつりBoyと夢みるGirl


「し、知ってる子・・・って」



「あ~・・・ほら、何日か前にお前も会わなかったっけ」



あ・・・それってやっぱり・・・・「彼女」だよね



ずしーん、と重くなる体。やっぱり正直者。



「だからさ、お前、あいつと行けよ」


「・・・・え?」


「パーティー。せっかく夢が叶うんだろ。くだらねーけどなっ」


「ぅるさい・・・・」



ダメだ。



いつものように返したいのに、あたし・・・かなり傷が深いかも。



「ごめんっ、ちょっと忘れ物。ジョー、先に行ってて」


「は?」