「あの・・・さ・・・・気にすんなよ、って」
「・・・・うん?」
「俺、今日本当にダメなんだ。予定入ってて・・・どっちにしろ参加できない、っておじさんに言うつもりだったから」
うん・・・・それは、聞いた・・・。
「んでさ・・・・」
そう言うとジョーはふいに立ち止まって「あ~~っ!」って右手で髪の毛をくしゃくしゃと書いてから、つられて立ち止まったあたしに向いた。
「お前はいつもどおりのまつりでいろよ」
「え?」
「いやさ・・・昨日なんか様子がおかしかったし、なんか今もぎこちないだろ?」
「・・・・そんな、ことないし・・・」
やば。バレバレ、なのかも。
やばい、って言いながらあたしの心臓速さマックス!正直者っ!
けど、次のジョーの一言にあたしは一気にハテナマークになる。
「まつりさ・・・俺はパーティーには行かないから、お前気にしないであいつと行けよ、な?」
・・・・・は?

