それはジョーの優しさだ。
「ありがと・・・」
小さく言うと、彼はふいに空を見上げて「大丈夫、か・・・」ってつぶやいた。
「・・・・・・」
「・・・・・」
でも、同時に・・・・
「ごめん・・・・・・・」
やっぱり、参加したかったんだよね。
そのつもりで・・・・ずっとお手伝いしてくれてたんだよね。
「ばーか。違うって言ってんだろ?な?」
あたしの顔を少し覗きこむような素振りを見せたジョーの隣で、あたしは彼の顔を見上げる事が出来ない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…