サトシさんと約束してる、というエミと別れていつものバス停に。 マフラーの中にあごをすつけて、息を吐く。 ……おとといのことなのに。 ふわふわの彼女、恭二の車。 なんか…激しすぎない?ここんとこのあたし。 一気に、ホントに一気に夢みたいなことや、苦い体験が、この2、3日の間に集中して起こってる。 「……ドラマじゃないんだから」