「エミっ!購買行こう?」 「え?もう?まだ授業あるじゃん」 「いいからっ」 なるべくジョーの方を見ないで強引にエミの制服をひっぱって廊下に出ると、ようやく大きく息が吸える。 まだ・・・まだ認めたくないけど、もしもこれを恋、っていうとしたら・・・恋は苦しい。 絶対体に悪いよ。 ジョーのそばは、急に酸素が薄くなるみたいだもん。 ・・・・あたし、重症かも。