おまつりBoyと夢みるGirl


けど・・・・・、



けど、このどうしようもない感情を、



あたしはもう否定することができない。



いくらあたしの夢でも、あたしが好きなのは・・・・



あたしが好きなのは、って気がついちゃったんだもん。



昨日、恭二と別れてからもずっと考えてた。


否定しようって何度も思った。



だけど、本当に好き、って否定しても否定しても浮かぶのはあいつの顔だけで。



それは事実なわけで。



だから、今のあたしも・・・完全にありえないんだ。


だって・・・・



あいつにはもう、あのふわふわの彼女が・・・いるんだもんね。


ううん。彼女がいてもいなくても、あいつにとってはあたしは「幼なじみ」に変わらないから。



・・・・「幼なじみ」かぁ・・・・