「・・・・だから、彼女はそんなんじゃないんだ。・・・・まつりちゃん?まつり?」 恭二があたしの顔を覗きこむ。 あたしは・・・・ 空に。 星空に。 さっき見たツリーのきらきらした輝きを。 そしてそれを一緒にみつめた彼のことを甘く ・・・・苦く、 思い出してた。