真っ黒の夜の道。 照らされた小さな外灯の光にあたしの白い息が跳ねた。 バカで、変態で、どうしようもないけど、 優しくて。 いつもあたしのことを見ててくれた。 あいつに近づくために走る。 ……ホントはどこかで気がついてた、あいつからの不器用なメッセージを、今度はあたしが伝えるんだ。 ・・・・・返すんだ。