あたしは、その自分でもわからない感情をごまかすように、わざと少し不機嫌なような感じで口を開いた。 「そっちこそ」 昨日、あの子に告白された? ズキッ・・・・。 痛っ。 なんでもないように言ったつもりなのに、 今度は、胸がキューッ、って。 ギューッってなったり、キューってなったり。 こんなの・・・・・知らない。 このツリーの前で、あたし・・・・絶対どうかしちゃってる。