そして、まさか・・・・って思う。 まさか・・・・まさか。 湧き上がった感情を首を振って打ち消す。 ううん。 そんなわけない。 昨日のキスの記憶を。 恭二の甘い香りを。 あたしはツリーを見上げて必死で思い出そうとしていた。 あたしが好きなのは・・・・恭二、だよね・・・・