エースナンバー



「……え」

シャワールームの中にいたやつがものすごい形相で振り返る。



「…美空?」


ミルクティーの髪が濡れ、同じくミルクティーの瞳が揺れた。



何か…違和感がある…



「お前…え…え?」



白くて…細い体は…
明らかに俺等とはちがう…



それに…胸が…胸が…



「…ちっせぇけど…ある」



「…っ」


美空の顔が歪む。



次の瞬間…
俺の頬に激痛が走った。




「…いっ」

イッテー!!!


殴られた左頬を押さえる。



「何すんだよ!
ピッチャーの肩で殴んな!」


めっちゃ凶器だっつーの!






文句を言おうと美空を睨みつけると、シャッとものすごい早さでカーテンを閉められた。