エースナンバー



「あ、紹介遅れてワリィ。
俺、空木 涼。2年、
野球部の4番してまっす!」

エッヘンとでも言いたいのか、胸を張って空木が言い放った。




「クスクス…
空木 涼(クウキスズシイ)って書いて空木 涼(ソラキリョウ)だよ。」

「ちなみに文字の通り、中身は寒いやつだよ。
クスクス…」




うわ…また変なのが出てきた。


俺は背後に現れた2人組を交互に見る…。



こいつら…双子だ。



見比べても変わりない…。
つり目の、いかにも性格悪そうなやつらが現れた。






「こらっ!
うっせーぞ、千可、千那」


空木が、カーッと威嚇する。

でもそれを二人は面白そうにおちょくっていた。