「何…?
お前ら知り合いなわけ?」
上杉が俺と美空の間に割って入って来た。
「麻生くんは俺のクラスに転校して来たクラスメートだよ」
「へー…どうりでなんか仲良いわけだ。」
「よくねーよ!」
俺は噛みつくように怒鳴る。
「何々?何の騒ぎ?」
すると、どこからか更に小さい男が走り寄って来た。
「…ちっ」
「あー!なんだよ!
教えろよ!」
なんなんだ…こいつ
うっとうしい…
腕にまとわり付いてくる男を、睨みつける。
「うわっ、怖っ…
夏より更に厄介な目だぜ…こいつ」
「ちょっと…
俺は別に、普通だろ?
厄介って何だよ」
美空がぶーたれる。
「新種の貝!
なんちゃって…♪」
「「……。」」
俺と美空は無言でチビ男を睨み見る。
ないだろ…新種の貝はないだろ…?
その場は冷めきっていた。
一人を除いては…
「ぶっ!あひゃひゃっ!…涼、お前さいっこー!!」
また、上杉が地面にうずくまって笑い始める。
ガンガンと、土を殴りつけていた…
こいつ…
ギャグオンチだ…。

