愛の手


――…


あたしは、お金を返すことが出来なかった。

たんなる女子高生に、八千万もポンッと用意出来るわけがナイ。



あたしは逃げて、逃げて…

何度も殴られた。


女だからって容赦はない。




それでもあたしは一瞬の隙をついて、ネオン街を逃げた。



でももうダメかも……



あたしの体、もういうこときいてくれないの。