みんなの優しさに埋もれて、ときどき見失ってしまいそうになる。 ――…彼らのしてきたコトを。 毎日思い出して、忘れないようにしてるのに、それを打ち消すくらい優しい人たち。 本当は悪魔で、みんな優しいフリをしてるだけなんでしょ? 信じさせて、あたしを裏切るんでしょ? そう思いたいのに、優しさに溺れる。 その気持ちが、コワイ。 ねぇ、お父さん、お母さん。 あたしは、なにを求めてるの?