「「キャアアア!!」」 「なっ…何!?」 突然の女子の悲鳴に驚くアタシ。 その原因は今から出会うアイツだ。 「貴方…蓮様の事知らないの?」 背後からの声に、またまた驚くアタシ。 「あら、驚かせちゃった?ゴメンナサイね」 アタシに声をかけてきたのは金髪で腰までの長い髪をクルクルと巻いた、いかにもお嬢様な可愛い女のコ。 「私は早乙女桃華。宜しくね。貴方は?」 「アタシは宮田恋叶。皆からは恋って呼ばれてる」