「ちょっと話をしたかっただけだよ。僕は響希の友達としてここにいるんだ。君の友達としてここにいるわけじゃない。 …そうだと思わない?宮田さん」 凄い…わざと愛李は恋叶を惑わせるようなこと言ってる。 「あぁ、そう。ならいれば?秋田」 うわぁぁぁッッ! 2人とも恐いよー! 「まぁまぁ。落ち着いて2人とも」 「…んで?何でアタシを呼んだわけ?」 「しつこいかもしれないけど…」 俺は、かけている眼鏡をクイッと持ち上げた。