「恋叶…」

遠ざかっていく恋叶と響希の背中をジッと見つめていた。

「……」
「……」
「……」

俺達3人の間には冷たい空気が流れている。温厚というか温かかった恋叶は変わってしまっていた…。

「…ここじゃあね。あの僕の家行かない?」
「あぁ…とりあえずな」
「う、うん」

俺達3人は戸惑いが隠せない。

-愛李・家-

「……」
「……」
「……」

何なんだ?この沈黙。

「…はぁ」

自然とため息が出てくる。

「僕達…この先どうすればいいんだろ」
「…分かんない」