気付いたのは男の方。 「なぁ恋叶、凄いイケメンがお前のこと呼んでるよ?」 『え?』と女が振り向く。 やはり、そうだった。 隼水と愛李も女の顔をまじまじと見て目を見開いた。 「恋叶…久しぶり」 恋叶は眼鏡をつけている。そして前には無かったピアスも…。髪の色も違う。でも似合っていてもの凄く可愛い。前の恋叶とは、だいぶ雰囲気が違うけど確かに恋叶だ。 「恋だよね?」 「うわ…超久しぶり」 愛李と隼水もはしゃぎ始めた。 その時、恋叶は確かに俺達を睨んだ。