舞子は嫌いって訳じゃない。ただ苦手なだけ。 舞子の父親は俺の親父の先輩で親しみがある。 舞子の父親は大手企業の社長。権力もあるし親父が舞子を気に入ってると言うのもあって俺の婚約者になった。 「恋叶…大丈夫かな…」 1人、裏庭でコーヒーを飲みながら恋叶の事を心配していた。 舞子は手に入れたいものは全て手に入れる奴だ。 きっと…と言うか多分、恋叶に何か仕組むと思う。 「…ホント困った奴だ」