Mad Love


「ふーん…」


"ふーん…"の後の行動は、立ち上がりすぐ隣のベットに、足を組みドカッと座った。


………え?




「ぇ…あ…っ…あの…」


びっくりした私は、ただ目をパチパチ瞬きさせて、次の先生の言動を待った。


「"お前"、とりあえずそのヨクワカラナイ見た目から直せ」




「………は?」


は?え?……なに?



「間抜けた返事してんじゃねぇよ、先生様に対する返事は常に"はい!"だろが…」

「は……はい!!!!…」



…誰?この人?


んんん???おかしいぞ?

確か今さっき私の目の前にいたのは…微笑の素敵な爽やか系のお兄様だったはず…"お前"とか言っちゃってるし…。


「ったく…部屋からして最悪だな、空気が悪いし陰気臭いしで」


「…ご…めんな、さい…」


攻め立てられる私は、謝ることしかできなくて…その場に棒立ちになって固まっている。


「……チッ、仕方ねぇから俺がお前を"見れる女"に改造してやる」

「かいぞう……って何ですか!?」


何だろう…それを言いながらの笑顔がすごく怖い。

私はドアの方向へと、一歩後退した。


「そのままの意味だ」

「……」


また更に一歩、あと少しでノブに手が届く…。


「そうだな、まずは…」


先生はスッと立ち上がると、私の足元から頭までを観察するように、視線を走らせた。


「っ………」


やっとのことでノブを掴み、ドアを開けようとした…その瞬間、


―‐ダンッ!!

「ヒッ!!?」


顔スレスレに、勢い良く後方のドアを両腕で押さえつけた……私を間に挟んで…。


これっどういう状況!!?