あぁ分かったと言ってイタズラな笑顔を見せる。 「昼休みのキス、思い出した?」 思いもしないことを言われたからなのか、何も言うことが出来ない。 「続き…する?」 なんて、とんでもないことを言う。 あたしは思いっきり首を横に振る。 「そっか。残念~」 残念なんて言うわりにはそんな顔してないよ、諒。 やっぱり、この人はあたしのこと好きなんて思ってない。