「…すみません、湯川さん…じゃあ5分後に下に降りますので先に戻っておいてくれませんか?」

「はい、かしこまりました。」

湯川はそう言ってジョーにお辞儀をして部屋を出て行った。

「…ふぅ…」

ジョーは胸ポケットから煙草を取り出し、ひと息ついて1階にある食堂へと降りた。