でも、私も負けてないのよ


「私はどっちでもいいわよ?翔太が決めて」


そうよ!翔太に選択させてあげるわ


もし、買いに行くのを選んだら、私とご飯食べたいんだっていうことでしょ?


翔太が私に恋の駆け引きを挑もうだなんて、早いのよ


「え?俺が決めていいワケ?」


翔太がペロリと唇を舐めてフフンと笑った


もし、買い物行かないって言ったらどうしよう


私のラブラブ買い物する夢が泡になっちゃうわ