そんな心配をしているとタクシーが止まる


着いたのかしら


私はタクシー券を渡して降りた


そこは辺り一面ビルだらけで、周りはスーツを着た人達だけ


こんなビジネスオフィス街に商談に来ている私達って…


なんか凄くない?


カッコイイじゃないの!


キョロキョロしてしまった私は田舎者丸出し


「杉本君?」


「はい!」


ヤダ〜恥ずかしい〜


しっかり者の秘書が作られた偽造秘書だとバレたかしら