「奈緒はもうちょっと友達大切にしなよ!」

家につくと蒼のお説教が始まった


「蒼みたいに?」


「あたし…ぐらい…」


「滉樹にキスするぐらい?」


「えっ!?…奈緒がしたいなら……」


「じゃあしちゃうよ?」


蒼達にいじられた仕返しに意地悪してやる(笑)


「………だ…め」


蒼が泣きそうな顔で答える


「嘘だよ♪ 男はみんなこんなもんだよ 蒼が思ってるより滉樹の事大事にしてるから」


「本当?」


「当たり前だろ」


「なら良かった♪ 一緒に滉樹の恋応援しようね♪」


蒼は笑顔で嬉しそうに言った


「でもあんまり関わりすぎるなよ?」


「なんで?」


「自分で頑張るから意味があるんだよ 俺達はほとんど自分達の力で付き合っただろ?」


「うん♪ わかった!」


「流石蒼♪」


優しく蒼の頬にキスをした