『誰か…ダレカ…誰モ…いナイ…』



霧立ち込める沼から沸き出づる

天界に広がる花畑の如き悪臭に

ひとすじの光を求め


手招き…

手招き…


吐血しながら手招きする

老婆…


老婆(泣き、喚き、叫び…そして我を受け入れよ…)