オトコノコの気持ち!



……ベビーフェイスに以外と似合う全体的に黒で纏めた服装。いつも爽やかにキメてんのに、珍しく盛ってる頭。

それに、風にのってうっすら香る、いつもと違う香り。これは多分、ムスク。



なんか、バイト内容薄々感付いちゃった感じですよね。



先にマックに着いてた黒瀬は、あたしの格好を上へ下へと舐めるように見て、たった一言「……へー」と吐かして爽やかに笑った。



そのままあたし達は、足早に駅に向かう。

持ってきていたパスモで改札を抜けて、あたしは黒瀬の後を追うように歩く。



「なぁ、バイトってバーテンとか?」


「違うけど」


即答。
“けど”なんだよ!
モヤモヤする!