オトコノコの気持ち!



笑う千都瀬の体育着から、柄パンがちょっとでてる。

なんか千都瀬可愛すぎて男に思えない!直視できちゃう!弟においでよ!



(……今度あたしもトラパン(トランクス)買おう。もしもの時にそなえて)



「いいいいてぇわボケ!!心臓止まるかと思った!しかもワキガとかパチこいてんじゃねぇええ!!俺のワキは無臭だっ」

「俺シーブリーズ持ってるけど使う?」

「千都瀬てめぇ……」

「ごめん泣かないで、流石に脇にシーブリーズはないか」

「泣いてねぇしいらんしそこじゃねぇし!!!!」




「…東堂着替えないの?」

「俺を無視すんな」


はっと見渡せば、皆なんだかんだやっといて既に着替え終わっていた。



「そ、そんなジロジロ見んな!!!」

「一々声でけぇよ、俺別に汚物好んで見る趣味ねぇから」

「………」

「………東堂気にしないで、黒瀬はいつもこんなだよ」


『汚物』って。『汚物』って黒瀬さんよ、ちょっと言い過ぎたと思えよ今の。まさかと思うけどあたしの裸体のこと汚物扱いなわけか?

いつかあたしに平伏させてやる。