「イイ加減、ふたりとも出てってくれない?」


長引きそうな世間話。

裸同然のあたしを無視して……


なんてヤツらだ。


陽クンはあたしにようやく視線を向け、頭からつま先まで眺めた。

ふむ、と納得したようにうなずいた。


「あー…ウタ?
…女は中身とテクニックで勝負だっ!!!」

「いらんフォローせんで…
はよ出てけ!!!!!」



あぁ…
今日だけで一年分の疲れがきた感じだよ…