「詠葉ー、機嫌なおせって」 ぷい…っ 知らないもんね!! 知らない女の人は、洋服をすぐに着て帰っていった。 恭兄ちゃん、彼女いたんだね。 そりゃそうか… おこちゃまなあたしと違って、恭兄はもうすぐ高校生だもん。 いつも意地悪だけど、あたしにしかみせない顔ばっかりで… すごく大好きだったのにな……