信じらんない!!! 口を何回ふいても、感触が消えない。 「どうしたの、詠葉。 そんなにあせっちゃって」 「……っっ!!!」 鬼畜、サド!!!! わかってるくせに!!!!! あたしにキスしたって、余裕の意地悪笑顔なんだ。 たいしたことなさそうな態度。 いつも見下したかのように、あたしはからかわれるんだ。 あのときだってそうだった…