まだ日にちの調整されてない補習日を待たされることになるって思うと……
はぁぁぁぁーーーーっっ…
「どうしたの、詠葉」
「だ、っだだだ、大地っ」
顔近いです!!って叫びそうになるくらい、爽やかフェイスが間近にせまってた。
大地は本棚の空き具合をみてきたらしい。
それにしてもはやい……
久々にアップでみると、キラキラしすぎる。
「大地、顔近い…」
耐え切れず、あたしは右上をみながら後退りした。
しょせんレジ周辺。
すぐに背中に柱があたり、数十センチ離れたところでゆく先をはばまれた。
ごめん、っていいながら離れた大地は、悪気なく笑った。
もしかして、計算してた?

