「なにみてんだよ」 心のなかでいってた悪口に気づいた!?と思うくらいタイミングよく、恭兄はあたしを睨む。 なんだよ、ヤルってのか!? かまえて睨み返すと、恭兄はふっと目じりをさげた。 「んなカワイイ顔してると、食っちまうぞ」 「――っ!? ――…セクハラっ!!!!!」 ふし穴デスか、恭兄の目は!? 睨んでるんですけど!!!!