「あの本って、作者が遠藤翔ってヒトになってたんですけど……」 うかがうように聞くと、短く返事がかえってきた。 「あぁ、あの遠藤だ」 あの、って…… やっぱりこのバイト先の? 「本当に!? 遠藤さんがあんな純愛書いちゃったんですか!?」 意外だった。 いつも細目でニコニコして、恋愛に疎そうなのに。 人のコトいえないけど。 スゴイなぁ……