「そこにいるのもなんだし、こっちおいでよ」 それもそうだ。 立ち入り禁止のトコでみつかったら、生徒指導室いき決定だもんね。 優等生の大地を巻き添えにするわけにはいきません。 あたしは屋上に足を踏み入れた。 「どうしたの?」 大地は優しい手で頭をなでてくれた。 甘いマスクが向けられて、さすがモテ男!!って絶賛したくなる。 いまのあたしにそんな気力はなく、ぼんやりとうつむいた。 視線から逃れるようにしたせいか、それを追って大地がさらにのぞきこむ。