ファーストキスは蜜の味。


「ユウちゃん、それは……」

「だからね、一樹が選んだ人がウタなら、応援しようと思うの!!」

「しなくてイイよ!!」


あぁ、ユウちゃん。

すっかり話し聞いてないやぁ。



「どうしたの、ウタ、祐子」

「か、一樹っ!!」

こりゃまたタイミング悪い……


ユウちゃんは少し涙目。

……悩むくらい、一樹のコト好きなんじゃん。


ユウちゃんはいつものように、にっと笑った。

「私呼びだしくらってんだった。
――…お昼ゆっくりしててイイよ」


じゃあ、といいながらユウちゃんは走っていった。

なにがなんだかわからない様子の一樹。



あぁー、もう……っ!!