朝から視線が痛い。


学校にきてそうそう、あたしはユウちゃんから熱い視線をいただいてます。

ムフフ、って笑いを向けながら。


「ユウちゃん…
いいたいコトあるならいってくれたほうがイイんだけど」

あたしはカバンから教科書をとりだしながら、ユウちゃんに声をかけた。



ユウちゃんは、待ってました!!といわんばかりに目を輝かせた。

「昨日のカッコイイ人!!
ウタとどういう関係なの!?」

「ちょっと、ユウちゃん声大きい!!」


興奮しきったユウちゃんは、つめよりながらも声を張りあげた。

平和なクラスにはもってこいの話題。


あぁー…
クラス中が注目してる……