「はぁ、どうしよ」 みあげると、雨はいきおいを増すばかり。 濡れて帰るしかナイかぁ。 くるっとまわって、あたしは家の方向へ一目散!! ――…パァァァーーーッッ!!! 車のクラクションの音が、交差点に響き渡った。 うっさいなぁ!! いくら障害物があったとはいえ、クラクション強く鳴らしすぎじゃない!? あたしは雨から逃れるために、早歩きで交差点を渡る。