授業が終わったころには、恭兄のまわりはいつも質問の生徒であふれていた。 なにさ!! 時代遅れのハニカミ王子め!!!! 首の印のこと、責めたくても壁がいっぱいすぎ。 あたしは教科書をしまった。 「ウタ!! ちゃんと説明してもらうわよ!!」 つめよってきたユウちゃんが、両肩をつかんだ。 ひーん、怖い…… 「バイトいかなきゃ……」 今日シフト入ってないくせに、とっさにウソついちゃった。