こんなすごい顔をした妹を
見るのは初めてで
怖くなったけど、
どうしても
これだけは確かめたかった。


「彼を愛してるの??」


もし、妹が
本気で彼のことスキなら
それでいぃと想ってけど…


「愛してるわよ。
彼の顔を《笑っ
それ以外にどこをスキになれっての??
アンタを忘れることが出来なかった
バカみたいな男の
どこをスキになれって??
顔以外ないじゃない!?」


バチーン!!


気付いたときには
妹の頬が赤色に
染まっていた。


「彼に言ったら許さない!!
どうしてスキじゃないのに
付き合うのよ!!」


もう止まらなかった。


思いっきり
妹をにらんだけど
妹もすごい顔で睨み返してた。