「皆仲良く～ってことで！
えー、じゃあもうLAND行き決定でいい？」

「あたしはいいよー」

愛理の声に合わせて私も頷いた

「俺も」

タケくんが言った。

「んじゃLANDね！決定～！！」

この掛声によって
LANDに向かい始める私達。

電車に乗って一つめで降りる
すぐ隣の駅にLANDはあるから。


「…瞬くんて何かすごいね」

私は愛理に声をかけた。

「うん？どしたの急にー」

「ぃや、別に…何となく」

「好きになったとか？」

「ほぇ！？いや、絶対それは無いから！！」

愛理の質問に対してつい大声を
あげてしまった。


「絶対って…」

話が聞こえていたのか瞬くんが
残念そうに言った。

「あ…、それは、恋愛対象で、
って意味ですっ！！！」