「あれ?翔君のお母さんも仕事?」
「そうなんだ。うちの母さんは、花屋でバイトだけど。」
「何時位に帰ってくるの?」
「僕んとこも7時位。」
あたしと翔は、リビングの時計を見上げた。
「じゃ…あと1時間はヒマかぁ…」
「じゃ、とりあえずなんか飲む?いろいろあるけど…コーヒー牛乳でしょー、オレンジジュースでしょー、りんごジュースでしょー、あとコーラ。どれがいい?」
「じゃ、コーラで!」
「おっけぃ♪じゃ、あたしもコーラにしよー」
あたしは、透明の2つのグラスキンキンに冷えたコーラを注いだ。
「氷を入れて、ストロー付けたら…できあがり!」
あたしはそれを、おぼんに乗せて、リビングのテーブルに置いた。
「はい、どーぞ♪」
「ありがとう」
そう言いながら、翔はペコリと頭を下げた。
「テレビ見よっか。」
あたしは、そばにあったリモコンで、テレビの電源を入れた。
ちょうど、子供向け番組をやっていたので、ふたりでそれを見た。
