我ながら、いい考え♪…とか思いつつ、ニヤけてしまった。
「じゃ、帰ろっか」
「うん」
あたしと翔は、さっき走って来た道を、歩いて帰った。
そして…
「ただいまー!!」
ガチャ…
いつも持ち歩いてるカギで、玄関のドアを開けた。
「どうぞー♪いらっしゃいませー♪」
お母さんが、お客さんが来た時に言う言葉を、まねして言った。
「おじゃましまーす…」
あたしの家は一戸建て。
青い屋根に、白い壁。
庭には、お母さんの趣味でガーデニングがしてある。
キッチンを通って、テレビの横にある大窓を開ける。
すると、愛犬でゴールデンレトリバーのはなが、犬小屋から出て来て、飛び付いて来た。
「はな、ただいま♪」
「ワン、ワン!!」
はなは、あたしの顔をペロペロ舐める。
