なんか、嫌な予感がしてきた。
「じゃ、とりあえずついてこい。」
「はーい…」
言われたとおり、先生について行った。
着いた場所は、3年5組、あたしたちのクラスだった。
先生は引き出しから、大量のプリント用紙とホッチキスを2個出した。
「ここに100枚プリントがある。2枚一組にすると、何組できる?」
すかさず、先生の問いに翔は答える。
「50組です。」
「さすがだ。翔。」
あたしは、翔が答えた後も指を折って数えてたけど、
全然答えはでてこなかった。
あたしは、算数が1番苦手だった。
そんなあたしをよそに、先生は話を進めた。
「ふたりで、このプリントを50組にしてくれ。それが学級委員の初仕事だ。」
「え!?」
あたしは、学級委員の初仕事がそんな雑用だと、思っていなかった。
まぁ、嫌な予感はしてたけど…
でも、翔はそれをすんなりと受け入れた。
「はい。分かりました。」
